能登半島は平成23年「能登の里山里海」として世界農業遺産に認定されました。世界農業遺産は世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を国際連合食糧農業機関が認定する制度です。世界で20ヵ国50地域、日本では11地域が認定されています。
能登半島の中央部に位置する七尾湾は「内浦」と呼ばれるリアス式海岸に面しており豊かな漁場として有名で、その七尾湾に浮かぶのが能登島です。
能登島は古くから漁を中心に船材の供給地や海上航路の拠点として重視されてきました。近年になってからは能登島大橋の開通により大きく変化し、観光施設も増え年間100万人の観光地として変貌を遂げています。
能登島の東側、天気が良ければ遠く立山連峰が海の向こうに見える小浦湾に「うさぎの楽園バニファランドのとじま」はあります。500坪の敷地には、海水浴場やバーベキュー広場、ラビットランや農園まで整っていて、うさぎがのびのび過ごせる、まさに「うさぎの楽園」。家族でたっぷり遊んで癒される人気のスポットになっています。
越井清一さん(70)は、能登島の豊かな自然と住んでいる人々に惚れ込んで能登島に来たと言います。越井さんはもともと着物卸業を営んでいて、平成3年からうさぎの繁殖事業を金沢で始めました。当時、日本でのうさぎの繁殖事例はほとんどなく、海外の資料を読み進めながら独学でうさぎの繁殖を研究してきました。特に品種改良は難しく、何度も失敗を繰り返しながらも独自の交配理論を作り上げてきたそうです。その結果、バニファブランドのうさぎは、今ではペットショップでも人気のシリーズとなっています。
「お客様が遠くの県からわざわざ訪ねて頂けると本当にうれしい。うさぎとお客様の出会いを大事にしたい。」越井さんはうさぎの抱っこの仕方やトイレのしつけなどを通して、お客様とうさぎが本当の家族になれるように願っています。10年近く生きるうさぎが家族になっていく過程も含めて、「うちはうさぎの伝統工芸なんだ。」と情熱をもって話されます。
「抱っこの練習ってどうすればいいの?」「えさはどうすればいい?」「病気になったらどうする?」うさぎを買われたご家族からはたくさんの質問が越井さんに届きます。そのたびにバニファブランドのうさぎがお客様の家族の一員になれるよう丁寧に対応しています。しかしながら、年齢もあって対応しにくくなってきました。また、バニファブランドのうさぎの交配理論は越井さんが独自で作り上げてきたもので、考え方や技術を次世代につなげていきたいという想いがあります。自然豊かな島で人もうさぎも楽しめる、「うさぎの楽園」を作りたい。そんな越井さんの想いに共感して、バニファランドのとじまの運営を担って頂ける方を募集いたします。自然が好きで生き物が好きで、人とつながるのが好きな方のご応募を是非お待ちしております。
給与 | 応相談 |
職種 | 店長・店長候補(アミューズメント・レジャー・エンタメ) |
雇用形態 | 正社員 |
電話番号 | 0767-57-5413 |
会社名 | バニファランドのとじま |
七尾街づくりセンター株式会社
〒926-0048 石川県七尾市檜物町57番地10
Tel:0767-57-5413
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