· 

インターン日記②~青柏祭~

5月3日~5日にかけて、七尾市では青柏祭が行われました!

 

4月に七尾にやってきた筆者にとって、初めてのビッグイベント。

でか山を追った三日間を振り返ります。

 

 

日本一の曳山「でか山」

青柏祭は大地主神社(山王神社)の例大祭で、「でか山」とよばれる日本一大きな曳山を街中で曳きまわります。毎年多くの観光客で賑わい、七尾を代表する祭りとして有名です。

 

シンボルであるでか山は「鍛冶町」「府中町」「魚町」の3町が持っていて、全部で3台。

毎年3月終わりから一か月以上かけて、各町のでか山は組み立てられます。

その大きさは、なんと高さ12メートル、重さ20トン。

近くで見ると、想像以上の大きさにびっくりします。

 

今回は、筆者が住むシェアハウスがある鍛冶町のでか山を中心に追っかけました。

 

 

 

青柏祭でか山の始まり

5月3日夜9時。

いつもは静かな鍛冶町の三差路に、町の人と観光客が続々と集まってきます。

みんなが見上げるのは、鍛冶町でか山。

木遣り衆と呼ばれる男たちの唄う木遣りが始まると、でか山の周りの雰囲気が一気に研ぎ澄まされます。曳き出しの始まりです。

 

「エーンヤー、エーンヤー」の掛け声とともに曳かれるでか山が、ものすごい勢いで

夜の住宅街を駆け抜けていきます。ぼくも人込みをかき分けながら、なんとか綱をつかんで曳くことができました。想像以上の速さに思わず足はもつれましたが(笑)。

 

途中で降ってきた雨にも負けず、みんなで大地主神社の境内まで曳き終わったのは夜中の1時前。

でか山とその勢いに圧倒され、くたくたになっての帰宅でした(笑)。

 

 

でか山三台勢揃い!

二日目は、太鼓の音で目が覚めました。

 

この日は正午過ぎには山王神社にでか山3台が揃うということで、通りは人で溢れかえっている状態。そして、魚町、府中町、続々とでか山が集まってきます。

 

山王神社に向かうと、すでに3台のでか山が!

あまりの美しさと壮大さに感動します。

3台のでか山には、毎年それぞれに歌舞伎の名場面をあしらった舞台が作られ、豪華な歌舞伎人形が飾られます。

曳き回しの途中、この人形は落ちないのだろうかとずっと心配になって見ていました(笑)。

 

 

また、祭りの間は、家の中でヨバレが行われます。

ヨバレは、日頃お世話になっている人たちや、親戚や友人を自宅に招いてもてなすという能登地域の風習で、そこでは能登の方言で「ごっつぉ」と呼ばれる豪華なお祭り料理がふるまわれます。

でか山を追って町中を歩いていると、しばしばヨバレをしている家を見かけることができ、祭りの雰囲気が一層高まります。

 

 

 

この日は天気が変わりやすく雨にも降られましたが、それでもでか山はずっと曳き回されました。深夜まで曳き回されでか山は、神事としての曳行を終え、3日目を迎えます。

祭りの納め

三日目は、市街地にでか山が集合します。

 

今まででか山を曳くことに力を注いでいた筆者も、この日は御祓川通りのたくさんの屋台(方言で「やし」と呼ばれます)を回って楽しみました。

 

そして昼過ぎから、一本杉通りで待機。

幅一杯になって迫ってくるでか山を間近で見ることができました!

 

 

 

そして、三日間にわたったでか山も曳き納め。

最後は山王神社に曳き込み、木遣り「曳き込み唄」が唄われて、納められます。

 

筆者にとって初めての青柏祭。

七尾の素晴らしい祭り文化にただただ感謝です。