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日本の生徒たちと「ナシレマ」と「テー・タリック」をつくってみた!

インターン生のダイアナです。

11月15日に3時間ほど、鵬学園高の調理科3年生の25人生徒たちと国際交流活動をしました。今回は講演を務めてみました。最初の1時間ほどマレーシアとイスラム教について話しして、残りの2時間は生徒たちとハラールのマレーシア料理を作ってみて、一緒に食べてみました。

正直に料理を作るのが好きなのですが、調理実習の授業はしたことがありません!

毎日ハラールものを自炊していますがレシピの分量など詳しく気にしないし、自分自身の口に合うものばかり作っていて、このような授業にするとちょっと不安になったけどやってみたら、自分自身の知識も増えた感じがしました。なぜかというと、レシピを作ってみるときとか、新しく面白いことが見つかったり、日本語の語彙や使い分けも勉強になったりしました。

 

例えば、

• マレーシアでは全小魚はアンチョビーと言うけど、日本では同じことじゃない!

• 英語でroastとfryとういう言葉は、日本語で焼く?炒める?Deep-fryは?

• タマリンドが手に入りにくいから、代わりにレモン果汁を使ってみようか?

• やっぱりマレーシアのエシャロットと日本で手に入れるのは、違ったね!

• 日本人は辛いものが食べられないかも、どうすればいいのか?

• 1時間しかないから、いちばん簡単な作り方を考えないといけない!

など・・・

 

マレーシアは多民族国家で、多彩なグルメ犇めき合っているので「一番美味しい料理は何ですか」と聞かれて、難しいなと思いましたが、民族を問わず、いちばんよく食べられているナシレマとテータリックを紹介しました。

 

マレー語で「NASI ナシ」は、ご飯。「LEMAK レマ」は、(ココナツミルクの)脂肪。

で、「NASI LEMAK ナシレマ」はココナツミルクで炊いたご飯、という意味です。そして、「TEH テー」は紅茶で、「TARIK タリック」との文字通り、麺を引き延ばす様な仕草から、「TEH TARIK テータリック」の名前が付きました。 Tarikとはマレー語で「引く」という意味です。

 

レシピを作ること、作り方を教えること、実は難しくないと思いましたが、問題は自分自身の日本語能力だけです!気づかないうちに英語ばかり使っているときもあったし、言葉が出てこないときもあったし、誤解を招かないような表現をするように心がけている。

 


生徒たちからの感想

•今まで知らなかったマレーシアのことがたくさん知れました。

•豚肉やアルコールが禁止で厳しいなと思いましたけど、考えてみれば、全然生活できるし、ミルクティーの飲み会も楽しそうだなと思いました。

•ハラール料理は初めて見たし、作ったけど、どれも美味しかったです。

•日本の料理と外国の料理ではとても味の違いを感じました。

•ハラールのマレーシア料理を作っているときは、ココナツミルクとか、入れてて絶対食べられないと思っていたけど、意外と美味しくて完食しました。

•やはり、日本の料理とは、まったくちがい、みたことのない食材も使っていて、とてもいい体験ができて、良かった。

•世界には、さまざまな食文化があると知り、びっくりしました。

•制限があるのは大変だと思っていたけど、そんなこともなくてたくさんのものを使って料理を作ることができるということも知れました。

•ハラール料理は、フィリピン料理とよく似ていて、言葉も発音がよく似ていたので、少しおどろきました。

•独特でいろんな味が楽しめる料理でした。

•貴重な体験ができてとても良かったです。

•ハラールフードのイメージは制限されてあまり食べれないイメージでしたが、今日話を聞いて、実際に作って全然イメージと違いました。

•もっと多くの国について知りたいと強く思った。

•日本の「味」と全く違うので不思議な感じでした。

•初めて聞く食材や同じものでも名前が違っていておもしろかったです。

•改めて国々の文化の違いに気づきました。

•最初、ハラールフードは授業でならっていて「おいしいものを全然食べれない」と思っていたけど、ダイアナさんの話しを聞き、全然、不自由なく食べれているとわかりました。

•世界には自分の知らないことがいっぱいあると思いました。

•国の言葉や発音の仕方などとても興味深かったです。

 

生徒たちが書いた感想を読んで、このような活動ができて、心より感謝申し上げます。短い時間だったけど、マレーシアやイスラム教のことも紹介できたし、生徒たちにとって、教科書で知っていても、直接体験するのが重要な体験になって良かったなと思いました。


これからは?

ハラール関係のエベントを参加できて、良かったと思いました。

日本人が「ユーザーフレンドリー」や「チャイルドフレンドリー」のような、なんとかフレンドリーという表現はまだ理解できてない事には気づきました。特に観光関係のビジネスはムスリムフレンドリーだけではなく、ベジタリアンフレンドリー、障害者フレンドリーなどもよく使っています。ムスリムフレンドリーといえば、イスラム教徒にやさしい、イスラム教徒向けのおもてなしということです。


yahoo!ニュースにも掲載されました!!!

2018/11/16